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書籍紹介『すぐに役立つ!筋肉の描き方』



関崎淳 著
『すぐに役立つ!筋肉の描き方』
一迅社  2015年

お役立ち度:★★★★★
読みやすさ:★★★★☆
対象者:筋肉の描き方が分からない人
【概要】
初心者向けの筋肉の描き方の本。描く編 第6回でも紹介。
筋肉の構造の説明から入り、「なぜこの部分の筋肉はこの形になるか」が理解できる。
初心者が筋肉でつまづく理由やその対処法まで描かれている。そのため描いてあることをすぐに活かすことができる。
非常に実践的な本である。


【ここがすごい】
作者の関崎さんは、筋肉が好きで自分も描けるようになろうとしたものの、かなり苦労されたようです。そのときに研究した内容をまとめた本なので、同じく筋肉が描けなくて困っている人に役立つ内容になっています。
僕自身も筋肉はどうしても描き方が分からず、半ばあきらめていました。特に困っていたのが、腹筋です。6つに割れた腹筋は男らしくてかっこいいです。上手く描けるようになりたかったのですが、いろんなマンガで描かれている腹筋はそれぞれで違う形をしていました。どう描くのが正解か分からず、心が折れていきました。
関崎さんも同じようなことでつまづいていたようです。関崎さんがたどり着いた答えは、「どの形も正解」ということでした。腹筋の正しい形は1つだけではなく、4パターンあるというのです。

これを言ってくれている本ってあんまりないんじゃないでしょうか。だいたいどの本も1つのパターンを正解として紹介していると思います。この4パターンを知ることができただけでも僕はこの本を買った価値があったと思います。

他にも背筋や腕・脚の筋肉など、複雑な形の筋肉も分かりやすく説明してくれています。筋肉が描けずに心が折れてしまった人を救ってくれる1冊です。

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